日常を見たように発つ祭



なかなかにして帰りを待とう

素面のままで踊ってみせよう

機能の爆撃は胎児の外だった

そして私は故郷に入る

弟が戸外に刺さっているのだ

抜きん出た肩の骨を尊び

引きちぎり咲いて差し出してくれ

しばらくは平気だろう

ほんの数時間生きていける

母の味を忘れた頃のように

父と成って他を喰らう

恥じらいの海は外来的に

死者の親指を愛おしむ



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